【真実】クラウンクロスオーバーはダサい?売れない噂と中古が安い理由を徹底検証

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クラウンクロスオーバートップ画像

トヨタのフラッグシップモデルとして、長年日本の高級車市場を牽引してきた「クラウン」。
その16代目へのフルモデルチェンジは、自動車業界に大きな衝撃を与えました。
これまでのセダン一辺倒から一新し、「クロスオーバー」「スポーツ」「セダン」「エステート」という4つのボディタイプで展開するという、かつてない劇的なブランド再構築を図ったからです。

その第一弾として華々しくデビューした「クラウンクロスオーバー」ですが、インターネット上では「クラウン クロスオーバー ダサい」といった厳しい声がちらほらと見受けられます。
これから購入を検討している方にとっては、「本当にダサいの?」「買って後悔しない?」と不安になってしまうのも無理はありません。

日頃から数多くの車を分析し、実用性や乗り心地をシビアに評価している私の視点から結論を言えば、クラウンクロスオーバーは決して「ダサい車」ではありません。
むしろ、これからの時代の新しい高級車のあり方を提示した、極めて完成度の高い一台です。

この記事では、「ダサい」と言われてしまう背景にあるリアルな理由から、マイナーチェンジによる劇的な進化、そして中古市場やリセールバリューの実態まで、知っておくべき情報を網羅的に解説します。
最後まで読んでいただければ、この車が持つ本当の魅力に気づけるはずです!

[参考] トヨタ公式:クラウンクロスオーバー (外部サイト)

目次

クラウンクロスオーバーが「ダサい」と誤解される理由とは?

クラウンクロスオーバーイメージ画像

火のない所に煙は立たないと言いますが、インターネット上でネガティブな声が上がってしまうのには、単なる感情論ではなく、明確な理由が隠されています。

結論からお伝えすると、この「ダサい」という評価の大部分は、長年培われてきた「王道高級セダンとしてのクラウン」という固定概念と、新たな「SUV融合型クロスオーバー」という実態との間に生じたギャップ(認知的不協和)が原因です。
まずは、その根源となる具体的な不満点を客観的に紐解いていきましょう。

伝統から外れた?デメリットに感じる外観デザインの変化

歴代のクラウンといえば、「エンジン縦置きの後輪駆動(FR)」「水平基調で重厚感のあるフォーマルなセダンスタイル」が絶対的なアイデンティティでした。
しかし、新型クロスオーバーではこの伝統を大胆に打ち破ったため、昔からのファンを中心に以下のような変化がデメリットとして映ってしまったのです。

① セダンでもSUVでもない独自のプロポーション

前輪駆動(FF)ベースの4WDプラットフォームを採用し、車高をグッと持ち上げたリフトアップスタイルへと変貌しました。
さらに、ルーフがなだらかに下がるファストバック風のフォルムを取り入れた結果、「中途半端で腰高に見える」「従来のどっしりとした安定感がない」という声が上がりました。

② 未塗装樹脂パーツとダミーグリルの採用

フェンダーアーチ(タイヤ周り)やサイド下部に、SUVらしさを演出する未塗装の黒い樹脂パーツが多用されています。
これが「500万円を超える高級車なのに、樹脂の安っぽさは求めていない」という厳しい意見に直結しました。
また、フロントのロアグリルが網目状に見えながら実は穴が空いていない「ダミーデザイン」である点も、違和感を持たれる要因となっています。

③ 個性が強すぎるバイトーン(ツートン)カラー

ボンネットからルーフ、トランクにかけて黒く塗り分けられた大胆なカラーリングは、視覚的なインパクトが強すぎると賛否が分かれました。
一部からは「主張が悪目立ちする」「リア周りがタヌキのように見える」と揶揄されることもあり、落ち着いた高級感を求める層からは敬遠されがちです。

【歴代クラウンと新型クロスオーバーの比較】

比較項目従来のクラウン(15代目まで)新型クラウンクロスオーバー従来のファンが抱いた違和感
駆動・骨格後輪駆動(FR)ベース前輪駆動(FF)ベースの4WDクラウンならではの走りの伝統が変わってしまった
スタイル水平基調の王道セダン車高を上げたファストバック風セダンでもSUVでもなく、中途半端で腰高に見える
外装パーツボディ同色、メッキ加飾未塗装の黒い樹脂パーツを多用高級車なのに樹脂パーツの安っぽさが目立つ
カラーリング単色(モノトーン)が基本個性的なバイトーン(ツートン)主張が強すぎ悪目立ちする、タヌキのように見える

買ってから後悔しない?初期モデルの内装や実用性に関するリアルな声

2022年の発売当初(改良前モデル)、エクステリアの激変以上に深刻な批判を浴びたのが「内装の質感と実用性」です。
実際に初期モデルを買って後悔したというユーザーからは、以下のようなリアルな不満の声が寄せられていました。

① プラスチック素材の多用と部品の共通化

ドアの内張りやダッシュボードに硬いプラスチック(ハードプラ)がむき出しで使用されていました。
ドアの肘掛け上部もクッション性がなく、「運転中に肘をぶつけると痛い」という声が出るほど。
さらに、ウインカーレバーやウィンドウスイッチ、シフトノブなどがヤリスやアクアといった大衆車と共通部品だったことも、所有する満足度を下げてしまいました。

② 細部の作り込みの甘さ

歴代クラウンの代名詞とも言える「エアコンのスイングルーバー(首振り機能)」が廃止されたり、オーディオの音量ノブを回すと中央の電源マークまで一緒に回転してしまったりと、これまでのクラウンでは考えられなかった細部の粗さが目立ちました。

③ パッケージングと実用性のズレ

実用面でも、いくつか気になる弱点が指摘されていました。

  • 積載性の低さ:
    ハッチバックに見えて実は「独立したトランク」のため、背の高い段ボールなどが積みにくい。
  • トランクの構造:
    閉める際のアーム(ヒンジ)が荷室内に深く入り込むため、端に高い荷物を置くと蓋が閉まらない、または荷物を押し潰す危険がある。
  • 駐車場の制限:
    全幅1,840mm、全高1,540mmというサイズは、一般的な機械式立体駐車場(高さ1,550mm、幅1,850mm)に対して数ミリから1センチの余裕しかなく、毎回の駐車に多大な気を使う。
  • 後席の快適性:
    流麗なクーペスタイルを優先した結果、後席の頭上空間にやや圧迫感がある。
    さらに、座席下のバッテリー冷却ファンが回ると「キーン」という耳障りな音が届きやすい。

このように、外観の劇的な変化だけでなく、初期モデル特有の質感不足や実用性の課題が重なったことで、「クラウンなのに価格に見合っていない」という厳しい評価へと繋がってしまったのです。

 

ダサいなんて嘘!クラウンクロスオーバーの「かっこいい」魅力と高級車としての実力

クラウンクロスオーバーイメージ画像

ここまでは初期モデルに対する厳しい意見を中心にご紹介しましたが、見方を変えれば、これらはすべて「クラウンというブランドを未来へ繋ぐための新しい挑戦」の裏返しでもあります。

私が実際に車に触れ、最新の情報を総合して分析すると、クラウンクロスオーバーにはこれまでのセダンにはなかった圧倒的な魅力が詰まっています。
ここからは、見慣れるほどに惹き込まれる真の魅力と、弱点を完全に克服して「本当の凄み」を手に入れた最新モデルの実力に迫ります。

見れば見るほどかっこいい!計算され尽くした新しいプロポーション

「奇抜だ」「中途半端だ」と言われがちなデザインですが、実は緻密な計算と、これからの時代を見据えた明確な哲学に基づいています。

開発にあたり、チーフデザイナーは「かつてはスーツに革靴で通勤していた方が、今はTシャツにスニーカーで働くように、装いは自由になってきている。クラウンも同じように、もっと自由でいい」と語っています。
つまり、肩肘張った権威的なスタイルから、現代のライフスタイルに寄り添うかっこいい機能美へと進化したのが、このクロスオーバーなのです。

単なる見た目のインパクトだけでなく、走りや快適性に直結する機能が随所に散りばめられています。

  • 空力を味方につける「フローティングルーフ」
    ルーフ(屋根)の一部が宙に浮いているように見える独特のデザインは、ただの飾りではありません。
    走行中の風の流れを綺麗に整えることで車体の安定感を引き出し、高速道路での横揺れをピタッと抑えるための重要な空力パーツとして機能しています。
  • 「氷の上を滑るような」極上の乗り心地
    最新のプラットフォーム(TNGA)と新開発のマルチリンクサスペンションの恩恵により、乗り心地は飛躍的に向上しました。
    路面のゴツゴツ感をタイヤとサスペンションが完全に見事にいなしてくれるため、専門家からも大絶賛されるフラットでしなやかな乗り味を実現しています。
  • 驚異の小回りを実現する「DRS(後輪操舵システム)」
    全長約4.9m、全幅1.8m超という大柄なボディでありながら、ハンドル操作に合わせて後輪も動くシステムを標準装備。
    これにより、最小回転半径はなんと5.4mを達成しています。
    狭い路地でのすれ違いや交差点でのUターンも、コンパクトカー感覚でスイスイこなせます。
  • 会話が弾む「調音天井」の採用
    室内空間にも驚きの工夫があります。
    乗員同士の会話がダイレクトに伝わりやすいよう、室内音を適切に反射させる特殊な天井素材を採用。
    長距離ドライブでも声を張り上げる必要がなく、疲労感を大きく軽減してくれます。

高級車の風格を完全に取り戻したマイナーチェンジの進化

初期モデルで最大の弱点とされた「内装のチープさ」ですが、トヨタは市場の声を非常にスピーディに、そして真摯に受け止めました。
発売からわずか2年弱という異例の早さで、2024年4月に大規模なマイナーチェンジ(一部改良)を実施。
これにより、高級車としての圧倒的な風格と質感を完全に取り戻しています。

[参考] トヨタ公式:クラウン(クロスオーバー)を一部改良するとともに特別仕様車を設定 (外部サイト)

とくに手が触れる部分や視界に入るパーツへのテコ入れは徹底されており、室内の高級感はレクサスの中間モデルに迫るレベルへと劇的な昇華を遂げました。

【2024年4月 改良前後のインテリア比較】

改良ポイント改良前(2022年モデル)改良後(2024年4月以降)改善されたメリット
ドア・インパネ周り硬いプラスチック素材触り心地の良いソフトパッド質感が大幅アップ。大柄な人が膝をぶつけても痛くない。
パネルの塗装艶消しの樹脂パネル艶ありダークグレーメタリックプラスチック特有の安っぽさが消え、重厚感のある輝きに。
ドアハンドル・ノブシンプルな樹脂パーツ赤銅色(ウォームスティール塗装)車内に上品なアクセントが加わり、華やかな印象へ。
ルーフ(屋根)前席のみのムーンルーフパノラマルーフ(オプション)後席の頭上までガラス面が広がり、圧倒的な開放感と明るさを実現。

さらに、ユーザーの好みに合わせて選べるバリエーションも大幅に強化されています。

  • 上質な新カラーの追加
    これまで暗い茶系だった内装色を廃止し、より明るく華やかな「ブラック/サドルタン」や、清潔感のあるホワイト系「フロマージュ」を上位グレードに追加。
    外装色にも、都会的で洗練された「マッシブグレー」が新設定されました。
  • 実用性抜群の特別仕様車「RS “LANDSCAPE”」の登場
    アウトドア志向のユーザーに向けて、車高を25mmリフトアップした特別仕様車(2024年12月生産終了)も投入されました。
    専用のオーバーフェンダーや王冠マーク入りのレッドマッドガードを装備し、タフで力強いスタイルに。
    さらに、標準モデルの弱点だった「長尺物が積みにくい」という声に応え、後部座席が倒せる(トランクスルー機能)仕様に変更されており、実用性が格段にアップしています。

[参考] トヨタモビリティ神奈川:クラウンクロスオーバーの特別仕様車が登場! (外部サイト)

このように、初期モデルで指摘された「価格に見合わない」という不満点は、現在のモデルではほぼ完璧に払拭されています。
実際にショールームで最新モデルのドアを開けてみれば、そこには誰もが納得する「新しいクラウンの世界」が広がっているはずです。

 

クラウンクロスオーバーは「ダサい」から売れない?中古市場のリアルな評判

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インターネットのネガティブな評判を目にすると、「ダサいと言われているくらいだから、実はあまり売れていないのでは?」「中古車相場も大暴落しているのでは?」と勘ぐりたくなるのも無理はありません。

しかし、実際の市場データやオーナーの生の声、そして流通相場を詳細に分析していくと、ネット上の噂とはまるで正反対の真実が浮き彫りになってきます。
大手自動車レビューサイト「みんカラ」におけるユーザー総合評価が平均4.6という極めて高い数値を記録していることからも分かる通り、実際に手に入れた人たちの満足度は非常に高いのが現実です。

[参考] みんカラ:クラウンクロスオーバー車種別評価 (外部サイト)

ここでは、客観的なデータをもとに、販売動向や中古車相場のリアルな裏側を徹底的に解き明かしていきます。

実は売れないは間違い!予想を裏切る驚異的な販売データ

結論からお伝えすると、クラウンクロスオーバーは売れないどころか、トヨタの計画を力強く達成する大ヒットモデルとなっています。

多くの人が「売れていない」と錯覚してしまう背景には、2023年と2024年の販売台数の変化があります。
まずは、実際の推移を整理してみましょう。

  • 2023年通年の販売台数:3万8,721台
    トヨタが設定していた月販基準台数(年間約3万8,400台)に対し、達成率は100.8%を記録。
    発売初年度から見事に計画をクリアし、フラッグシップモデルとして堂々たる実績を残しました。
  • 2024年単体の販売台数:約1万6,980台
    前年と比べて数字が落ち着いたため、「人気が落ちたのでは?」と誤解されがちですが、これは全くの的外れです。
    この時期、シリーズの後続モデルである「クラウン スポーツ」や「クラウン セダン」が相次いで市場へ投入されました。
    つまり、人気が落ちたのではなく、クラウンシリーズ全体の中で需要が計画通り綺麗に分散したに過ぎません。

さらに注目すべきは、長年の課題だった「購入者層の高齢化」を劇的に打ち破った点です。

【購入者層の変化(発売後3ヶ月時点・先代15代目との比較)】

年代層伸び率市場の変化と特徴
20代以下4.45倍若年層のエントリーが急増。これまでのクラウンでは考えられなかった異例の現象。
40代以下1.49倍ファミリー層やビジネスユースのアクティブ世代が大幅に流入。
オーナー平均年齢59歳(約10歳以上の若返り)「リタイア層の車」という固定概念を完全に脱却。

長年、「いつかはクラウン」と言われながらも高齢化に悩まされていたブランドが、クロスオーバーの投入によって劇的な若返りを果たしました。
外見に対して「ダサい」と声を上げていたのは変化を受け入れられない一部の保守層であり、実際の市場では、新たなプレミアムカーを求める現役世代の心をガッチリと掴んでいたのです。

中古市場での人気はどう?リセールバリューの実態

500万円から700万円を超える高額な買い物だからこそ、数年後に手放す際のリセールバリュー(残価率)は最大の関心事です。
「ネットで不評だから手放すときに二足の三文になるのでは…」と心配している方もご安心ください。

クラウンクロスオーバーの中古車市場における残価率は、一般的なセダンを遥かに凌駕し、人気のハイブリッドSUVと同等クラスの極めて優秀な水準を維持しています。

【経過年数別 リセールバリュー(残価率)推移】

経過年数平均残価率(リセール率)市場の動向・流通の特徴
当年(0年落ち)約80.8%走行5,000km以下の極上車。特に走りを極めた「RS」グレードの引き合いが強く高値をキープ。
1年落ち約71.4%〜77.4%「Z」ハイブリッドが76.3%と超高水準を維持。特別仕様車ランドスケープは68.1%前後で推移。
2年落ち約68.0%〜69.8%Z(2.5L HEV)が約68%、RS(2.4LターボHEV)が約64%。中古車市場でも回転が早く安定。
3年落ち約64.0%〜67.1%改良前の初期モデル(Gアドバンスド系など)が該当。年式が進んでも値落ちのペースが緩やか。
5年落ち(予測)約42.4%〜66.8%状態や走行距離による差はあるものの、同価格帯の国産大型セダンや輸入SUVより圧倒的に有利。

一般的に、新車から3年経過した普通自動車の平均残価率は50〜60%程度と言われています。
それを踏まえると、3年落ちでも60%台半ばをキープしているクラウンクロスオーバーの資産価値は極めて堅調です。

全車種を対象とした総合リセールランキングでも、アルファードやランドクルーザーのような「異常なプレミア価格」がつく特殊な車種を除けば、全体30位前後という非常に高いポジションに位置しています。

さらに、この相場を下支えしているのが「海外輸出需要」です。
クラウンクロスオーバーは北米をはじめとするグローバル市場でも高い評価を受けており、国内で年式が進んだ中古車両であっても、輸出ルートに乗ることで相場が底割れしにくい強固な仕組みが出来上がっています。

なぜ安いと言われる時期があったのか?その真相

中古車情報をチェックしている方の中には、「思っていたより安く手に入る個体がある」「値崩れしているのではないか」と感じたことがあるかもしれません。
なぜ安いという噂が広まったのか、その裏には明確な業界事情と中古車の流通カラクリが存在します。

① シリーズ後続モデルへの乗り換えによる「初期モデルの集中流入」

最も大きな要因は、2022年の発売直後に飛びついた富裕層やアーリーアダプター(新しいもの好きの層)の動きです。
彼らは、2023年後半から登場した「クラウン スポーツ」や「クラウン セダン」へ次々と乗り換えを行いました。
その結果、発売から1〜2年しか経っていない初期モデルの中古車が一時期に市場へ集中して供給され、一時的に相場が落ち着いて「割安感」が出たのです。

② 個性派カラーと定番カラーの「査定格差」

クラウンクロスオーバーの中古相場を語る上で外せないのが、ボディカラーによる明確な価格差です。

  • 鉄板の高リセールカラー(市場の約84%)
    • プレシャスホワイトパール(選択率:約58%)
    • ブラック(選択率:約26%)
      この2大モノトーンカラーは、中古市場でも指名買いが絶えないため相場が非常に高値で安定しています。
  • 相場が下がりやすい個性派カラー
    • バイトーン(ツートン)カラー各種
    • プレシャスレイなどの鮮烈な専用色
      新車時には個性として愛されたバイトーンカラーですが、中古車市場では「派手すぎて好みが分かれる」という理由から買い手が限定され、買取査定時にモノトーンより控えめな価格がつきやすくなります。

つまり、「全体的に暴落して安い」のではなく、「初期型の流通が増えたこと」と「カラーによる好みの差」が組み合わさった結果、手頃な価格帯の車両が目立つようになったというのが真相です。

裏を返せば、これから中古車を探す方にとっては、「質感よりも実用性とコスパを重視して初期モデルを狙う」あるいは「個性的なバイトーンをリーズナブルに手に入れる」という絶好のチャンスが転がっているとも言えます。
車自体の走行性能や安全機能は初期型でも非常に高水準ですから、納得して選ぶ分にはこれ以上ないお買い得な選択肢になるはずです。

 

「ダサい」を覆すクラウンクロスオーバーはどんな人が買うべき?30代から金持ちまで魅了する理由

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ここまでクラウンクロスオーバーの隠された実力や、中古市場での本当の価値を深掘りしてきました。それでは最終的に、この車はどのようなライフスタイルを持つ人に向いているのでしょうか?

現在展開されているクラウン4兄弟(クロスオーバー、スポーツ、セダン、エステート)の中で比較すると、クロスオーバーならではの「圧倒的な強み」がはっきりと見えてきます。
結論から言えば、過去の先入観を捨てて乗ってみた人ほど、その万能性に驚かされるはずです。

30代のアクティブ層やファミリーにも大ブレイクしている理由

従来のクラウンと言えば、どうしても「年配の方が乗るフォーマルなセダン」というイメージがありました。
しかし、クロスオーバーはこれまでの歴史で縁が薄かった30代のアクティブ層や、子育て中のファミリー層から爆発的な支持を集めています。

その最大の理由は、4兄弟の中で最も優れた「絶対的なバランスと万能性」を持っているからです。

【クラウン4兄弟 徹底比較とクロスオーバーの立ち位置】

モデル名サイズ(全長×全幅×全高)主な特徴とターゲット層クロスオーバーとの違い
クロスオーバー4,930 × 1,840 × 1,540街乗りから長距離までこなす万能性。日本の立体駐車場(1,550mm)に入る唯一のサイズ
スポーツ4,720 × 1,880 × 1,565デザインと走りを尖らせたスポーティモデル。全幅が広く、荷室はクロスオーバーよりやや狭い
セダン5,030 × 1,890 × 1,475後席の快適性を極めた伝統的なフォーマル空間。全長が長く、取り回しに気を使う
エステート4,930 × 1,880 × 1,625圧倒的な積載性とアウトドア派の実用重視。車高が高く、都市部の駐車場で制限を受けやすい

表を見てお分かりいただける通り、クロスオーバー最大の武器は「全幅1,840mm、全高1,540mm」という絶妙なサイズ感です。
日本のマンションや商業施設に多い一般的な機械式立体駐車場の高さ制限(1,550mm)に、クラウンシリーズの中で唯一収まる可能性が高い設計になっています。

  • 平日は家族の送迎や買い物でスムーズに運転(後輪操舵システムで小回り抜群)
  • 週末は家族全員で快適な長距離ドライブやキャンプへ出発
  • 冠婚葬祭などのフォーマルな場に乗っていっても恥ずかしくない品格

このように、1台でどんなシチュエーションも高次元でこなせる実用性が、多忙でアクティブな30代のライフスタイルにピタリとはまったのです。

ズバリ、金持ち層も心から満足できる一台なのか?

では、これまでレクサスや輸入車の高級SUV、大型セダンなどを乗り継いできた目の肥えた金持ち層のお眼鏡にも叶うのでしょうか? 答えは間違いなく「YES」です。

富裕層や走りに強いこだわりを持つ方に向けて、トヨタは「RS」という特別なグレードを用意しています。

【妥協なきRSグレード(2.4Lターボハイブリッド)の凄み】

  • スポーツカー顔負けの動力性能:
    システム最高出力349PSを誇り、アクセルを踏み込んだ瞬間にシートに押し付けられるような強烈な加速を味わえます。
  • 極上のクルージング:
    パワーがあるだけでなく、高速道路での追い越しや合流が極めてスムーズ。
    静粛性も高く、優雅な長距離移動が可能です。
  • 高い資産価値:
    初期投資は高額になりますが、当年リセールが80.8%と非常に高く、短期間で最新モデルへ乗り換える方にとっても経済的なメリットが大きいです。

【外観のネガティブを物理的に解決する究極の裏技:モデリスタ】

もし、「走りは最高なんだけど、未塗装樹脂パーツの安っぽさや、SUVライクな腰高感だけがどうしても許せない…」という富裕層の方には、トヨタ純正のカスタマイズパーツ「モデリスタ(MODELLISTA)」のエアロキット装着を強くおすすめします。

樹脂部分がボディと同色の「カラードフェンダー」になることで、チープさが完全に撤廃され、高級セダンらしい一体感と塊感が一気に蘇ります。
さらに、エアロの視覚効果で重心が下がり、どっしりとした王道セダンの風格を取り戻すことができます。
モデリスタ装着車は中古市場でも大人気なので、査定時にも大きなプラスとなります。

[参考] MODELLISTA:クラウンクロスオーバー用カスタマイズラインナップ (外部サイト)

最終結論!クラウンクロスオーバーは「ダサい」という誤解を覆す、今すぐ買うべき最高の車

ネット上のネガティブな検索の裏側には、長年の伝統に対する固定概念と、新しすぎる価値観への戸惑いがありました。
しかし、蓋を開けてみれば、SUVの利便性とセダンの極上の乗り心地を融合させた、現代にふさわしいプレミアムカーであることがお分かりいただけたかと思います。

  • リセールと維持費のコスパを最強にするなら:
    燃費22.0km/L超えで残価率が最も高い「Z」グレード(2.5L ハイブリッド)
  • 走りの刺激と先進性をとことん極めるなら:
    圧倒的なパワーで走りを堪能できる「RS」グレード(2.4L ターボハイブリッド)

初期モデルで見られた内装の不満点も、マイナーチェンジでほぼ完全に払拭され、商品力は劇的に向上しています。

変化を恐れず、新しいカーライフを楽しみたいすべての方にとって、クラウンクロスオーバーは間違いなく今すぐ買うべき一台です。
外見の先入観やネットの噂だけで選択肢から外してしまうのは、あまりにももったいない名車と言えるでしょう。
ぜひ一度、お近くのディーラーへ足を運び、その素晴らしい走りと進化した上質空間をご自身の肌で体感してみてください。

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